10月下旬に沖縄に行って、
映画とお酒と読書を楽しんできました。
【JANIS~LITTLE GIRL BLUE】

切なくて、悲しくて、重い作品でした。
JANISの、
家族や恋人に宛てた手紙が散りばめられていて、
時間が経つにつれどんどん心がきつくなっていきました。
JANISはとてもキュートで、不器用な女の子でした。
けれど、そんなJANISがとても好きです。
【BOOMERANG】(ミモザの島に消えた母)

家族がテーマの作品です。
30年前に溺死した母の謎を息子が掘り起こしていきます。
父や祖母や妹が反対する中、息子のアントワーヌがそれでも真相を
明らかにしようと追い続けます。
パサージュ・デュ・ゴワという、一日二回干潮の時間だけ現れる道を車で走ってみたい。
真実が明らかになった時は結構ショックでした。
様々な愛の形がありますね。
音楽も良かったのでパンフも買ってしまいました。
【Je vous souhaite d’etre follement aimee】(めぐりあう日)

韓国から養子としてフランスに渡ったウニー・ルコント監督の2作目。
これも家族がテーマです。
1作目の「冬の小鳥」もそうですが、監督自身を投影した作品です。
理学療法士のエリザは匿名出産をした実母を探すために
施設があった港街ダンケルクで母子で暮らし始めます。
様々な人間模様がみられ、運命と親子の縁を考えさせられました。
ラストで救われました。
3本とも素晴らしい映画でした。
さて読書ですが、趣味というより日常生活です。
今回も何冊か持っていったのですが、
なかでも辻村深月さんの「凍りのくじら」が最高でした。
少し不思議なお話ですが、
主人公の孤独さと不在感が切なく、でも共感できるところも多くて・・・
感動しました。
本は、一度読んで終わりのものと再読したいものに分けます。
「凍りのくじら」は再読ですね。
それにしてもドラえもん。
読みたい・・・
携帯とタブレットがビール没してアドレス等データが全て消えたのはショックだったけど、
映画を観て、
色々なBarで呑んで話して酔っぱらって、
本を読んで、
美味しいご飯を食べて・・・
楽しい時間でした。
沖縄、今度はいつ行こうかな。